福祉サービスは、自分の意思と責任で必要なサービスを選び、サービス事業者と対等な関係で契約し利用することが基本です。しかし、自分の判断能力に不安がある方は、どんな福祉サービスがあり、どのようなサービスが自分に適しているのか、どうすれば利用できるのかなど、適切な判断がつかず、結果として充分なサービスが利用できない状態となってしまうことも考えられます。
また、毎日の暮らしに必要なお金の出し入れがきちんとできなかったり、訪問販売などで過剰に物品を購入してしまったりといったトラブルも想定されます。
そのような方々が地域で安心して暮らせるように、個人の尊厳と利用者自身の意思決定を尊重しながら、福祉サービスの利用手続きのお手伝いや、日常生活に必要な金銭管理のお手伝いをする事業が、福祉サービス利用援助事業です。
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◎認知症高齢者・知的障害者・精神障害者などの方々で、次のようなことでお困りの方 |
どのような福祉サービスがあるのか、どのようにすればサービスを利用できるのかわからない。
毎日の暮らしに必要なお金の出し入れに自信がない。金銭管理に不安がある。
物忘れが多く、通帳やはんこなどの大事なものを、どこに置いたかわからなくなってしまう。
お父さんやお母さんがいなくなった後の生活が心配だ。
など。
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